こんにちは!今回は琵琶湖周辺で楽しめる地酒とカフェスポットをご紹介します。滋賀県は日本酒や美味しい食材が豊富なエリアとして有名ですが、それだけではありません。地元の文化や歴史にしっくり寄り添う素敵なカフェも多く、訪れる人々に癒しと驚きを提供しています。この記事を読んだあなたも、次の週末に琵琶湖周辺で素敵なひと時を過ごしてみませんか?
目次
滋賀県といえば美味しいお酒!琵琶湖周辺は最高の水源と肥沃な土地に恵まれており、日本酒造りにはもってこいの地域なんです。この記事では、そんな滋賀を代表する酒蔵と日本酒好きにはたまらない魅力をお伝えします。
実は、琵琶湖の存在がこの地酒の美味しさに大きく影響しているんです。湖の伏流水や周囲の田んぼで育つ酒米が高品質な日本酒を生み出すための重要な要素。美冨久酒造や藤居本家といった歴史ある酒蔵が、この地域で深い文化とともに息づいています。
注目したいのが甲賀市にある「美冨久酒造」。ここはなんと1917年(大正6年)に創業された由緒ある酒蔵です。「美冨久」や「三連星」は主力銘柄として人気が高く、国内だけでなく海外にも広く愛されています。
美冨久酒造では伝統的な山廃仕込みの技法を用いて作られるお酒が特徴です。山廃仕込みは乳酸発酵を促し、複雑ながらも深みのある味わいを引き出す手法。この蔵らしい濃厚かつ奥行きのある香りとコクが日本酒ファンの心を掴んでいます。工場見学もできるので、現地でその魅力に実際に触れることができますよ。
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続いて、江戸時代から続く滋賀県愛荘町の「藤居本家」。なんとこちらの看板商品「旭日(きょくじつ)」は宮中の新嘗祭で献上されるほど伝統的で特別なお酒なんですよ。滋賀の清らかな水と厳選された酒米を使用し、一つ一つ手作業で丁寧に仕込まれています。
藤居本家では地元の素材を活かした「かくれ蔵限定酒」があったり、酒造見学や試飲イベントも充実。地域の食材とのペアリングにも力を入れており、訪れるたびに新しい発見がある酒蔵です。
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特におすすめしたいのは美冨久酒造が新たに挑んでいる「薫蔵~KAGURA~」という酒蔵カフェ!築80年以上の蔵をリノベーションし、美冨久の日本酒にぴったりのランチやスイーツを楽しむことができます。
「酒粕ハンバーグ」や「酒米を使った三種のおにぎり」のランチセットは、地元産食材をふんだんに使った贅沢な一品。さらには甘酒を使ったパフェやソフトクリームなど、スイーツも魅力的。ただ飲むだけではなく、食文化としての地酒の新しい楽しみ方を体感できますよ!
滋賀県が誇る地酒の魅力はその品質の高さだけではありません。地元の伝統や自然とともに育まれた深いストーリーがあるのです。美冨久酒造や藤居本家の酒蔵巡りは、そんな滋賀県の文化や歴史を肌で感じられる特別な時間になること間違いなしです。
琵琶湖周辺には地元食材を使った料理やスイーツが楽しめる個性的なカフェがたくさんあります。その中でも、特に訪れる価値のあるおしゃれスポットをピックアップしてご紹介します!地酒を味わった後は、ぜひこれらのカフェでほっと一息ついてくださいね。
冒頭でも少し触れた「薫蔵~KAGURA~」は、美冨久酒造が運営するカフェです。これまで酒蔵として使われていた築80年以上の建物をリノベーションし、心地よい空間として生まれ変わりました。名前の通り「蔵で日本酒の薫り漂う空間」をコンセプトにしており、まさに地酒文化とカフェ文化の融合が楽しめる場所です!
薫蔵に来たら食べておきたいのが、地元の伝統食材と日本酒のマリアージュを楽しむことができるランチメニューやデザート:
地元の陶器「信楽焼」の器や酒造で使用していた糀蓋をお皿代わりに使うなど、見た目にも楽しさ満点ですよ。
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さらに、日本酒好きにはたまらないもう一つのスポット「かくれ蔵」を紹介します!ここは老舗酒蔵・藤居本家がプロデュースする食事処。重厚で趣のある酒蔵の中で「旭日」などの地酒を味わいながら、食事や軽めの飲み物を楽しめます。
酒蔵らしく飲み比べセットが用意されているのもポイントです。地酒と料理の絶妙なバランスをぜひ試してみてください!
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琵琶湖の東側、東近江市に構える「工房しゅしゅ」は、日本酒好きなあなたにとって欠かせないスポット。看板商品である「湖のくに生チーズケーキ」は6つの蔵元の酒粕を使った斬新なスイーツ。地酒の個性が表れる酒粕をそのまま練り込み、生チーズケーキに仕立てています。
一見、優しい甘さのチーズケーキですが、口に含むと酒粕特有の芳醇な風味が広がります。その奥深い味わいは個性豊か!さらに驚くべきは、日ごとに熟成が進んで風味が変わっていくという点。これはワイン好き・グルメ好きの心をひきつけるポイントですよね。
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彦根にある「ジュブリルタン」は琵琶湖畔で地元密着のパンを提供するカフェ。琵琶湖の風景を楽しみながら新鮮な素材にこだわった焼きたてパンが味わえます。シンプルなバケットから具沢山の総菜パンまで種類も豊富。ランチにも朝食にもぴったりの場所です。
琵琶湖を一望できるロケーションも魅力的です。この景色とホカホカのパンで至福のひと時を過ごしてみてはいかがですか?
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滋賀のカフェはただおしゃれなだけじゃないんです。その土地の風土や伝統をしっかりと体現しているのが特徴。地元愛たっぷりの食材や器、日本酒を活用したメニュー、リノベーションの工夫など、訪れた人を驚かせる要素が詰まっています!
地元食材と文化を丁寧に紡ぎ、一皿一杯にその想いを感じられる琵琶湖エリアのカフェは、特別な時間を過ごすのにぴったりです。
琵琶湖周辺には日本酒とお料理のペアリングを存分に楽しめる名店が揃っています。地元の酒蔵が手掛ける銘酒とそのお酒を引き立てる地元食材を使った絶品料理。この章では地酒文化を深く知るとともに、グルメの魅力を満喫できるスポットを詳しくご紹介します。
大津市にある居酒屋スタイルの「からっ風」では、琵琶湖で採れる湖魚を使った料理が楽しめます。湖魚とは琵琶湖ならではの魚たちのことですが、中でも「小鮎」や「ビワマス」は大人気!こちらのお店では地元の漁師と直接契約を結び新鮮な魚を仕入れているので、ここでしか味わえない本物の湖魚料理が揃っています。
特におすすめは、小鮎の醤油炊き。琵琶湖特有の甘みと少しの苦味が絶妙な味わいで、「萩乃露」という名酒との相性が抜群。萩乃露は滋賀県高島市の「福井弥平商店」が手掛けるお酒で、ふんわりとした米の旨味が料理の風味を優しく引き立ててくれます。この組み合わせをぜひ店内で試してみてください!
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次にご紹介するのは、醒井という清流の里で愛される「虹鱒料理 おたべ」。この土地ならではの環境で育ったニジマスを使った料理が自慢のお店です。ニジマスといえば淡白な味のイメージがあるかもしれませんが、ここではその概念を覆されることでしょう。
看板メニューの虹鱒の洗いは、身が締まったプリプリの食感と完全なる新鮮さを体感できる一品。これに合わせたいのが、美冨久酒造の純米吟醸しのびです。微発泡の日本酒で、虹鱒のコクや奥行きのある味を軽やかに引き立てる理想のペアリングが楽しめます。
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大津の「おゝ杉」で味わえるのは、その名も「うなしゃぶ」というユニークな料理です。京料理の名店で鍛えた店主が手掛けるこの逸品は、ウナギを薄切りにして野菜の上で軽く炙るように火を通すしゃぶしゃぶスタイル。
最初の一口はわさび醤油で、次に自家製ポン酢で…と、お好みで楽しむことができます。どちらでいただいても口の中でトロリと溶けるような独自の食感がたまりません。さらに、これに合わせるのは「浪乃音酒造」の浪乃音 はかり売り。ウナギの脂が持つ甘さとお酒のフレッシュな辛口が絶妙に調和する、まさに究極の美食体験が待っています。
美食体験を堪能した最後には、ちょっと特別なリゾートカフェ「びわ湖テラス」をご提案させてください!ここでは、琵琶湖を見渡す天空の景観を楽しみながら地元食材を使った軽食やカフェメニューがいただけます。
琵琶湖に面したテラス席では、滋賀の地ビールや軽い日本酒ベースのお酒も提供されており、リゾート気分を存分に満喫できます。食後のデザートに滋賀ならではの素材を使ったスイーツを一緒に楽しむことで、食卓に風味の旅をプラスできますよ。
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滋賀のレストランが提供するのは、単なる「おいしい食事」ではありません。それぞれの地元が育んだ酒や食材が歴史や文化と深く結びついています。琵琶湖の恵みがすべてに影響を与え、その場所だからこそ味わえる独自の美食体験を生み出しているんです。
滋賀で地酒と美食を存分に楽しみながら、その土地の文化や物語にも触れてみてください。きっと旅の醍醐味を再発見できるはずです!
琵琶湖周辺での地酒探し。それはただお酒を飲むだけではなく、地元の文化や伝統、そして人々との深いつながりを感じる貴重な体験です。この章では、よりお酒の楽しみを深めるための選び方や、地酒と地域がどのように結びついているのかをご紹介します!
滋賀の地酒の最大の特徴は、その土地ならではの「素材が生きた味わい」にあります。ここでは、地酒がどのようにしてその美味しさを生み出しているのか、少し寄り道してお話しさせていただきます。
訪れるべきは、地酒がどのように造られているかが目の前でわかる「酒蔵」。美冨久酒造や藤居本家では、試飲を通して自分の好みを見つけられて初心者でも安心して楽しめます。お酒に込められた思いや背景を蔵元の人たちから直接聞くことは、まさに現地ならではの体験。
「藤居本家」では、酒蔵で使われていたケヤキのカウンターで地酒を味わうバーカウンター形式の角打ちも。蔵人が勧めてくれるお酒の話を聞きながらいただく一杯は、まるで特別な時間旅行に迷い込んだような感覚になります。
琵琶湖周辺で独自のお酒を楽しむためには、「地元とのつながり」に目を向けるのも一つのポイントです。料理店やカフェでは、その土地ならではの食材をフックに特定の酒蔵とコラボレーションするケースがよく見られます。ここでしか飲めない特別限定の地酒や、この店だから提供できる料理に出会えるのは全国的にも珍しい体験。他の地域では味わえない、地元密着型の日本酒文化が楽しめます!
地元で飲むお酒の選び方に迷っている方に簡単なポイントをご紹介します!
地酒を現地で飲むことは、ただの食の楽しみを超えたものがあります。その背景にある地域の文化や人々の努力、蔵元との交流が一杯を特別なものにしてくれるからです。地域に流れる時間を感じつつ、その土地で育まれたお酒を味わうこと。それは地酒巡りの醍醐味であり、また滋賀の旅の思い出になるはずです。
地酒を楽しむことは味だけでなく「物語」を味わうこと。滋賀県の地酒は日本酒そのものの素晴らしさだけでなく、その土地との深い結びつきを感じさせてくれます。ぜひ現地でしか体験できない、地酒の新しい楽しみに飛び込んでみてください!
琵琶湖周辺には日本酒や地元の食材を楽しむだけではなく、旅をより特別なものにしてくれるおしゃれなカフェスポットがたくさんあります。観光地としても人気の高いこのエリアでは、美しい景色とともにほっとひと息つける「カフェモーメント」を満喫できます。今回は、琵琶湖周辺に訪れたらぜひ立ち寄りたいカフェスポットを厳選してご紹介します!
まずご紹介するのは、滋賀を代表する大人気スポット「びわ湖テラス」。標高約1,100mに位置する絶景のロケーションで、琵琶湖を一望しながらカフェタイムを楽しめます。ロープウェイで登った先には天空に浮かんでいるような感覚が広がる素敵なテラスが。
地元の特産品を取り入れたスイーツや軽食が揃っており、琵琶湖沿いのかんきつ類を使ったタルトや、地元クラフトビールと相性バツグンのベイクドチーズがおすすめ!景色に癒されながら味わう一杯のコーヒー、あるいはさっぱりした地ワインは、旅の疲れをすっと忘れさせてくれます。
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次にご紹介するのは、和菓子好きにはたまらない「寿長生の郷(すないのさと)」。広大な自然に囲まれ、和と洋が融合したカフェは「叶 匠壽庵」が手がける癒しの空間です。ここでは、和菓子を現代風にアレンジしたデザートや地元で採れた農産物を楽しむことができます。
特に人気なのは、白蜜でいただく「抹茶クリームあんみつ」。甘さが控えめでどこか懐かしい味わいがあり、どんな世代の方にも愛されています。食事処「梅窓庵」では地元の梅を使った絶品ランチが堪能できるので、時間があればぜひ立ち寄りたいスポットです!
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近江商人の町並みが残る「八幡堀」を訪れるなら、その周辺に点在するレトロなカフェも見逃せません!特におすすめなのが、「art.cafe 氵(さんずい)」。白壁の土蔵をリノベーションして作られたこのカフェは、日本酒を使ったスイーツや軽食が食べられます。
こちらでぜひ試していただきたいのは、地酒の風味がほんのりと香る酒粕プリン。見た目はシンプルですが、地元ならではの素材の旨味がギュッと詰まっており、一口食べれば虜になってしまうはずです。店内の落ち着いた空間は、タイムスリップしたような気分にさせてくれますよ。
琵琶湖から東近江エリアに少し足を延ばすと、「池田牧場」があります。永源寺もみじ名所を目の前に、本格的な搾りたてミルクを使ったジェラートを楽しむことができます。四季折々の景観を眺めながら、自然味豊かな甘さの中にほのかな酸味があるジェラート。スイーツ好きならそのフレッシュ感は必見です!
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彦根にある「ジュブリルタン」は琵琶湖の自然豊かな場所に佇むパン好きのためのカフェ。地元の素材をふんだんに活かしたここならではのパンは、一度食べたら忘れられない味わいです。
カフェスペースでは琵琶湖からの光を感じながらのんびりと食事が楽しめます。お好きなドリンクと焼きたてパンを組み合わせたセットメニューは旅の朝食にもぴったりですよ。パンはすべてテイクアウトできるので、買ってそのままホテルで楽しむのもおすすめです。
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滋賀の観光とカフェ巡りは、まるで映画のセットのよう。それぞれのカフェスポットには、地元の景観食や日本酒文化が反映されており、どこか素朴であたたかい雰囲気を感じます。そして、琵琶湖を中心に広がるこうした注目スポットは、一つひとつがオンリーワンの体験を提供してくれます。
カフェ巡りの締めくくりには、その土地の自然の恵みや人の温かさを感じながら自分だけの「特別な場所」を見つけてみてはいかがでしょうか?
琵琶湖周辺で楽しめる地酒とカフェの旅、いかがでしたでしょうか?滋賀県には雄大な琵琶湖を中心に地元の自然や文化に触れながら楽しめるスポットがたくさんあります!この記事でご紹介した内容を振り返りながら、滋賀の魅力を改めて感じてみましょう。
滋賀県への旅を計画してみたくなった方、まずは行きたい場所をリストアップしてみましょう!この記事でご紹介した「美冨久酒造」「びわ湖テラス」「寿長生の郷」などは、初めて滋賀を訪れる方にぴったりのスポットばかりです。
滋賀の観光公式サイトや酒蔵のホームページでは、各施設の最新情報やイベント情報をチェックすることができます。事前に調べておくことで、より満足度の高い旅が期待できそうですね。
地元の食やお酒に興味が出てきた方は、お店やオンラインで滋賀の地酒やスイーツを取り寄せてみませんか?現地を訪れる前に滋賀の味わいを知ることも旅の楽しさを倍増させるコツです。
滋賀県はただ通り過ぎるだけの場所ではありません。その土地ならではの食や酒、自然の景観、そして人との交流が待っています。地酒文化を知り、琵琶湖の恵みを味わうという新しい価値観をひとつ得るだけでも、旅の楽しさが一段と広がるはず。
この記事を参考にしながら、琵琶湖周辺で特別な瞬間を過ごしてみてください。滋賀の地酒とカフェ巡りを楽しむ旅が、あなたの心に残る思い出となりますように。